2008年4月5日土曜日

満開の桜 その2

 前回に続き、桜の写真を貼ろう。
 妻が4月3日に田園調布駅前で撮ったもので、満開の桜だ。今日はもうだいぶ散っていて、そろそろ葉桜になっている。今年の桜も終わりだろうか。



 

2008年3月30日日曜日

桜の詩歌について

 前回満開の桜のことを書いたので、今度は桜の詩歌のことを書こう。


 またや見ん交野のみ野の桜狩り 花の雪散る春のあけぼの

 藤原俊成の作で『新古今和歌集』に載っている。最も好きな桜を詠んだ歌だ。
 交野は現在の大阪府交野市で、皇室専用の狩猟場があり、また桜の名所として知られていた。桜狩りとは花見のことで、み野の「み」は美称だ。
 この時俊成は82歳で、老齢の身ゆえこの眺めを二度と目にすることは難しいだろうと自分に言い聞かせている。「交野」を「難し」にかけているという説明もある。(丸谷才一『日本文学史早わかり』所収の「花」。)
 夜が明け始める時の幻めいた曙が、「花の雪散る」景色を非常に美しいものにしている。


 木のもとに汁も膾(なます)も桜かな

 松尾芭蕉の晩年の作。これも好きな俳句だ。桜の樹の下で、汁にも膾にも花びらが浮かぶという、花見の時の少し浮かれた雰囲気がよく出ていると思う。

2008年3月29日土曜日

満開の桜など

 桜が満開だ。今日は天気がよく絶好のお花見日和だった。
 妻と等々力紀ノ国屋の朝市に行く前に、自由ヶ丘で桜を眺めたのだが、その時の写真を貼ろう。
また、鳥のオブジェが付いた歩道の入り口が面白かったのでこれも載せよう。

 最近、写真を撮るのは自由ヶ丘ばかりだ。まあ週末にしか出かけないし、出かけるのは紀ノ国屋・自由ヶ丘が圧倒的に多いのでしょうがないだろう。




 

 
 

2008年3月22日土曜日

等々力紀ノ国屋のこと

 今日は午前中に妻と等々力の紀ノ国屋に出かけた。このブログで最も登場するのはこの紀ノ国屋だと思う。折角なので写真をアップしよう。駐車場の向かいから撮ったもので、来週末の朝市の広告が出ている。そういえば、ジョン・カビラ氏らしき人が娘さんと歩いていたような。

 ここは、ほぼ毎週末に行っている。そして、最近は帰りに自由ヶ丘によることが多い。
 今日も帰りに寄ったのだが、エステか美容院の店の外でネコが昼寝しているのを見つけた。よい天気で暖かく、気持ち良さそうにしていた。つい写真を撮ったのでこれも貼ろう。


  
 

2008年3月20日木曜日

最近の読書

 今日は祝日だ。雨で風が強く一日家にいる。最近読んだ本のことを書こう。

1.『「国語」入試の近現代史』 石川巧 講談社選書メチエ

 今月初めの日経新聞書評でも取り上げられていた。(評者は石原千秋)。入試国語の研究書は少ないが、「入試現代文の生成と変容を通史的に述べた」本書は非常に面白かった。ただ、残念なのは、昭和50年代の共通一次の導入期辺りで分析が終わっていることだ。同世代の作者にはこれからも期待したい。

 国語入試といえば、大学入試は500字の作文1題だった。たしか丸山真男の「盛り合わせ音楽会」を読んで感想を書くというものだったと思う。(記憶がハッキリしないので違っているかもしれない…)
 別の年の作文(出題は夏目漱石の講演から)は、丸谷才一氏が褒めていたのを覚えている。(『桜もさよならも日本語』所収)。入試でどんなことを書いたかはすっかり忘れているのだが、最近は作文ではなく普通の読解問題らしい。
 まあ、受験生の皆さんはどんな形式にせよ解くしかないのだ。がんばって下さい。

2.『東京奇譚集』 村上春樹 新潮文庫

 最近村上氏の本は文庫でしか買わなくなってしまった。それは良いとして、この短編集で最も面白かったのは「どこであれそれが見つかりそうな場所で」だった。これを読んで、ゴーギャンの絵が見たくなってしまった。どうでもよい個人的な感想だが…
 次は『ロング・グッドバイ』を読みたい。いやこれはまだ文庫になっていないか。

3.『週刊 司馬遼太郎Ⅰ、Ⅱ』 朝日新聞社

 週刊朝日の連載をまとめたものだが、写真が豊富で、よく取材されていてなかなか良い。
 今発売されているのはⅢなのだが、八重洲BCにはバックナンバーが積んであって買えたのだ。さすがだ…

2008年3月16日日曜日

映画「ブレードランナー」

 今日久しぶりに「ブレードランナー」(1992年版)を観た。
 この映画は何回観ても飽きることが無い。今回感じたのは、レプリカントのリーダー役のロイ(=ルトガー・ハウアー)の演技がとても素晴らしいということだ。(まあこれまでもそう思っていたのだが、すごく久しぶりなので新鮮だったのだ。)

 最後の独白シーンはアドリブだそうだが、見事だとしか言いようがない。
 「敵役であったはずの人物が物語の真の主人公となるという破格のエンディング」(『ブレードランナー論序説』加藤幹郎)を迎えるのは、ルトガー・ハウアーの卓越した演技力によるものだろう。
 

自由ヶ丘「ルピシア」

 昨日スイーツフォレストのことを書いたが、同じ日に「ルピシア」で黒豆茶を買った。ここも春らしい雰囲気だった。写真を貼っておこう。