2009年5月5日火曜日

文化祭のこと

 今日は、妻と息子の文化祭に行ってきた。午前中だったので、人もまだ多くなく、雨もそうでもなかった。今年は息子の友達が泊まりに来たりして、文化祭中の我が家は賑やかだった。

 帰りに学校近くの公園を通って、「テオブロマ」でお茶をしてから帰ってきた。ここは初めて行ったのだが、チョコレートがなかなか美味しかった。

 公園とテオブロマの写真を貼ろう。


 

2009年5月1日金曜日

GWの読書 その2

 前回に続いて、今度は感想など書こう。

1.『人形の誘惑-招き猫からカーネル・サンダースまで』(井上章一 三省堂)

 この本では、カーネル・サンダース人形の章が面白かった。サンダース人形といえば、阪神タイガース優勝(1985年)の際に道頓堀川に投げ込まれたものが、今年3月に見つかって話題になった。このサンダース人形を、各店舗の店先に置いてあるのは日本だけとのことだ。
 また、関西では5月頃、サンダース人形に鎧、兜を着せて五月人形風にするらしい。「サンダース武者人形」というらしいが、これははじめて聞いた話だ。
 「招福人形の伝統史」とでもいうだろうか、印象に残った本だが、絶版なのが惜しまれる。

2.『キリスト教と日本人』(井上章一 講談社現代新書)

 日本人がキリスト教をどう受容してきたのか、新説や奇説からその歴史を辿っている。著者と同じ洛星中学・高校出身としては、色々興味深いエピソードなどあって楽しめた。
 天守閣=天主教(キリスト教)起源説や、由比正雪・大塩平八郎のキリシタン説、仏教がキリスト教起源説orその逆など、資料の収集は-いつもながらだが-よくこれだけ集めたと感心する。

3.『法隆寺への精神史』(井上章一 弘文堂)
 
 これは今読んでいるので、感想は追って。

4.『喋るぞ-闘う文化人の学問のすすめ』(旺文社)

 この本も絶版だ。10年前の出版だし仕方ないか。この中で井上章一は、『美人論』を出版して間もない頃のためか、中・高校時代は女性と殆ど話したことが無いというエピソードを紹介している。そういえば、京大に入って最初のデートでは、古本屋に入った(そして相手の女性に嫌われた?)というのも聞いたことがある。また、浪人中は地元の予備校(近畿予備校だろうか)に通ったとか、まあどうでもいい話もあるのだが、とても楽しめたのだ。 

2009年4月30日木曜日

GWの読書

 今年のGWは、井上章一の本を読もうと思い、以下の本を買ったり図書館で借りたりした。

1.『人形の誘惑-招き猫からカーネル・サンダースまで』(井上章一 三省堂)
2.『キリスト教と日本人』(井上章一 講談社現代新書)
3.『法隆寺への精神史』(井上章一 弘文堂)
4.『喋るぞ-闘う文化人の学問のすすめ』(旺文社)

 この内、4は井上章一のインタビューが入っているので借りてきた。とても面白かったのだが、感想はまとめて書くことにしよう。

 尚、この本には高田万由子も出ているのだが、東大入試は帰国子女枠なのか、センター試験は理数が不要で!!、フランス語、日本史、国語の3教科で受け、2次試験(後期試験)も理数は無かったらしい。
 また、塾、予備校には通わず、参考書も使わなかったとのこと。ゲームのノリで受験して全て合格とか、まあ反感を買うことをこれでもかと言っている。
 当時の帰国子女枠入試は、たまたま数学が無かったのだろうか。それにしても、いかがなものかと思うのは、私だけではないだろう。大体、東大入試(文系)の2次試験で差がつくのは数学で、受験生は必死に取り組んでいるというのに…。

2009年4月19日日曜日

映画 『ボディ・ダブル』

 昨日、WOWOWで映画『ボディ・ダブル』をやっていたので、懐かしくて録画して今日久しぶりに観た。

 デ・パルマ監督のB級映画だが、ヒッチコックの『裏窓』や『めまい』の手法の引用がとても多く、結構楽しめるのだ。

 特に、主人公がショッピングモールで尾行するところや、ビーチでのシーンは『めまい』のカメラワークの忠実なコピーだ。ここが個人的には最も気に入っている。

 その他、主人公の視線と、それを見る本人を切り返す手法など、これほどヒッチコックを意識した映画は他にないだろうと思う。B級サスペンスとして映画史に残る?のではないだろうか。

2009年4月12日日曜日

『学歴分断社会』(吉川徹 ちくま新書)

 これは、先々週読んだ本だ。この中で印象に残ったのは、竹内洋氏が「ご破算型」と呼ぶ、日本の受験システムだ。

 「ご破算型」とは、大学入試で「清算」しないと、受験の途中経過(中学受験、高校受験)は有効にならないシステムをいう。以下に解説を引用してみよう。

 例えば、難関の○○中学に合格したAさんは、大学入試は失敗してあまり知られていない大学に進学したとする。そしてBさんは、地元の公立中学、公立高校を経て、一流といわれる大学に進学したとする。

 この場合、Aさんは自分の中学入試の輝かしい結果を「達成学歴」として使うことができるだろうか?逆にBさんは12歳での途中経過について、Aさんに引け目を感じることがあるだろうか?

 つまり、受験の世界での中学・高校の「ブランド力」の優劣は、「大学進学力」によって決まるのだ。

 最近私立の難関中学に入っても、早いうちから通塾する割合が高まっているらしいが、上記を考えると、分からないでもない。まあ我が家は、高2あたりから本格的にやれば良いと思っているのだが。

2009年4月8日水曜日

千鳥ヶ淵での花見

 4月5日(日)に、妻と千鳥ヶ淵へ花見に行ってきた。10時位に着いたのだが、まだ早いためか空いていて良かった。

 満開で、少し散り始めていたが、ちょうど見ごろだった。風がなく、天気が良いというのは花見には最高だな。

 何枚か写真を貼っておこう。また、昼は銀座に出て、「ピエール・マルコリーニ」でお茶をした。ここはチョコレートで有名な店だが、パフェを食べた妻は美味しかったと言っていた。




 
 

2009年4月4日土曜日

『グレート・ギャツビー』、『ロング・グッドバイ』

 この週末に読んでいる本だ。どちらも村上春樹の訳で、前から読もうと思っていたのだが、やっと実現した。

 『グレート・ギャツビー』(スコット・フィッツジェラルド 中央公論新社)は野崎孝氏訳(新潮文庫)と比較すると、「現代に生きている話でなくてはならない」との言葉通り、今の時代に甦った、リズム感のある見事な訳だ。
 冒頭と、結末は特に力を入れたとのことだが、その通りの名訳となってると思う。次は、『夜はやさし』を是非訳してほしいものだ。

 『ロング・グッドバイ』(レイモンド・チャンドラー 早川書房)も、これまた素晴らしい訳で、あとがきも含めてチャンドラーファンは必読でしょう。

 今度『さらば愛しき女よ』が、『さよなら、愛しい人』の題の村上春樹訳で出るらしい。これも読むのがとても楽しみだ。

 ところで、村上春樹はこれまで巡り合った最も重要な本として、この2冊と『カラマーゾフの兄弟』を挙げている。最近光文社の古典新訳文庫では、亀山郁夫氏訳で全5巻累計100万部を超えるベストセラーとなっているが、これも村上氏の影響が大きいことは間違いないと思うのだ。