以前書いたが、最近は週刊新潮に連載している『謎手本 忠臣蔵』(加藤廣)が面白くて愛読している。本屋に寄れなくて立ち読みできない週は、ついキオスクで買ってしまったりするのだ。
ところでこれまで忠臣蔵関係で読んだのは、以下の3冊位だ。
1.『忠臣蔵とは何か』(丸谷才一 講談社文芸文庫)
2.『忠臣蔵 赤穂事件・史実の肉声』(野口武彦 ちくま新書)
3.『裏表忠臣蔵』(小林信彦 文春文庫)
この中で最も気に入っているのは2番だ。史料をよく読みこんだ力作で深く印象に残る。
ところで「刀傷松の廊下」の出来事は元禄14年(1701年)3月14日に起こっている。まあ暦の違いはあるが、現代はホワイトデーだ。吉良邸討入りの12月14日と共に記憶に残る日だ。
忠臣蔵がなぜ人気があるのか。一般的な見解(権威権勢への反発、不遇者への同情、討入達成までの浪士達の苦労への共感と大望成就の爽快感など:野口武彦氏による)とは別に丸谷氏が提示した「御霊信仰」と「カーニヴァル」の論点は斬新で面白かった。
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