2008年11月30日日曜日

手帳のこと

 今日は、田園調布駅ビルの「イングリッシュガーデン」に行ってきた。前に書いたように、足裏マッサージの店で、月に一度行くのが楽しみなのだ。

 帰りにいつものようにくまざわ書店に寄って、来年の手帳を買った。プライベート用の手帳は高橋書店の「ビジネス手帳6(No49)」を長年愛用している。

 仕事では別のメーカーのものを使っているが、プライベート用はこの手帳に慣れてしまって、違うのは使う気になれない。小型でシンプル、丈夫なところが良いと思う。

 そういえば、村上春樹が昔のエッセイで、日記はライフというメーカーの業務日誌を使っていると書いていた。非情緒的なのがよいと。今も書いているのだろうか?

2008年11月29日土曜日

将棋竜王戦その2

 竜王戦は、渡辺竜王が1勝を返して面白くなってきた。

 渡辺がかなり不利だと思われた局面から、よく逆転できたものだ。渡辺明ブログも元気を取り戻した感じで、5局以降が楽しみだ。

 現在の将棋界で、最も面白いのはこの2人の対局だろう。渡辺竜王には、もっとタイトル戦に出てきてもらい。しかし順位戦もいまひとつだし、あまり期待は出来ないか…。期待できる若手も見当たらないし、盛り上がりに欠けるねえ。個人的には、谷川先生に是非頑張ってほしいと思っているのだが。

2008年11月23日日曜日

白川静氏のこと

 今日は田園調布駅ビルのくまざわ書店に寄って、『白川静』(松岡正剛著 平凡社新書)を買って来た。
 白川氏の入門書としては初だろうか。全体像をわかりやすく描いた好著だと思う。

 白川氏といえば、『字統』、『字訓』、『字通』の「字書」3部作なのだが、まだ持っていない。『常用字解』しか家に無いのだ。いずれ揃えたいものだ。

 その後、同じ駅ビル内の「PRECCE」で食料品を買った。ここは初めてなのだが、妻に言われたのだ。忘れなくてよかった…。

2008年11月22日土曜日

福岡伸一氏のこと その2

 以前書いたが、福岡伸一氏が日経新聞の木曜夕刊にエッセイを連載している。

 前は3ヶ月の連載で、9月に終わると思っていたのだが、12月までの間違いだった。

 そういうわけで、今は連載を楽しんで読んでいるのだ。類まれな文才を持つ福岡氏にはこれからも期待したい。

 『できそこないの男たち』も売れているようで、喜ばしいことだ。

自由ヶ丘 「黒船」のことなど

 今日は先週と同じく、午前中に妻と等々力紀ノ国屋→自由ヶ丘に行ってきた。

 天気がよく、少し風があったが、秋晴れの気持ちの良い日だった。村上春樹に『カンガルー日和』という短編があるが、そんなような日だ。(あれは秋だったか…記憶があいまいだが。)

 自由ヶ丘では「黒船」に寄った。ここのカステラが最近家族のお気に入りなのだ。カステラの他に、バームクーヘンやどら焼き、お茶も売っている。

 息子が友達の家に行くときの、おもたせにしたこともあるのだ。

 店の写真を貼っておこう。


 
 

2008年11月16日日曜日

自由ヶ丘 モンサンクレールなど

 今日は、午前中に妻と等々力紀ノ国屋に行った。帰りに、いつものように自由ヶ丘に寄って「モンサンクレール」でケーキを取ってきた。

 息子の誕生日ケーキで、家族の記念用ケーキをここで買うことが多い。

最近になってようやく秋らしくなった。去年はどうだったか忘れたのだが、近年は秋になるのが遅くなるような気がする。

 ところで、この間書いた明治神宮のパワースポットだが、今度妻と一緒に行くつもりだ。妻とは、渋谷のイタリアンレストラン「アンジェ・パティオ」にも行く約束をしている。理由については、あるTVドラマが関係しているのだが…長くなるので省略しよう。

 あと、国立西洋美術館で開催されている「ハンマースホイ展」も是非観たいのだ。12月に入ってからかな。

2008年11月3日月曜日

将棋竜王戦など

 将棋の竜王戦が始まった。勝った方が初代永世竜王という大勝負だ。

 今のところ羽生の2連勝だ。次を羽生が勝つとそのまま終わってしまうだろう。渡辺竜王は早くも追い込まれたわけだが、案外もつれるような気がする。最終局まで行くのではないか。まあ単なる勘ですが…。

 ところで、『将棋世界』の巻頭詰将棋は新年号から谷川先生が担当する。これはとても嬉しいニュースだ。どんな作品が登場するか楽しみだ。期待したい。

2008年11月2日日曜日

竹内洋 佐藤八寿子

 最近読んだ作者の名前だ。

1.『学問の下流化』(竹内洋 中央公論新社)

 題名はいまひとつだが、著者がこれまで新聞等に発表したエッセイ、評論をまとめたこの本はとても面白かった。特によかったのが「学問の下流化」と「読書日記」で、読みたくなる本が多く紹介されていた。

2.『ミッション・スクール』(佐藤八寿子 中公新書)

 1の読書日記で紹介されていた。ミッション・スクールの日本におけるイメージの変遷をたどった本だが、これもまたとても面白かった。
 私も妻もミッション・スクール出身だ。最後の方の田中康夫と小谷野敦の言説の引用は、ミッション・スクールのイメージを良く表すものとして印象に残った。まあそうかもしれないが…。しかし小谷野氏のブログをチェックしているのには驚いた。結構人気があるのでしょうか。

2008年11月1日土曜日

『謎手本 忠臣蔵』 加藤廣

 前にも書いたが、週刊新潮に連載されていた『謎手本 忠臣蔵』(加藤廣)を毎週楽しみにしていた(本屋で立ち読みしていたのだ)。先週終わってしまったのだが、期待通りの力作だった。

 早速単行本になっているが、『信長の棺』と同じ様に売れると予想する。

 この作者は1930年生まれで、デビューしたのは2005年だ。こんなに遅咲きの作家も珍しいだろうが、これからも期待できる。定年後にデビューしようと思っている作家志望者?に希望を与える快挙でしょう。