2011年6月19日日曜日

映画 『炎のランナー』など

 先週はアメリカに出張していたのだが、機内では『炎のランナー』を見ていた。

 この映画は、何度観たかわからないくらいで、今回は久しぶりだったのだが、小さいスクリーンでもやはり良かった。

 最初の方、ケンブリッジに入学したハロルドが「カレッジ・ダッシュ」に挑戦するシーンがある。トリニティ・カレッジの中庭を正午の鐘が鳴り終わるまでに一周するというもので、ここも好きなのだが、実際の撮影はイートン校だ。なんでも、トリニティ・カレッジとイートン校の校舎はそっくりだとのこと。まあどうでもよい話だが。

 今日は、午前中にリフレクソロジーに行ってきたが、少し時差ボケの体には効くような気がした。

2011年6月4日土曜日

6月の読書

 今月読んだ本だ。

1.『呪の思想』(白川静、梅原猛 平凡社ライブラリー)

2.『源頼朝の真像』(黒田日出男 角川選書)

 1は非常に面白い対談で楽しめたのだが、編集者が妙に出てくるところが気になった。『別冊太陽』が特集した本の対談をまとめたものだが、この時からこんな感じだったのだろうか?

 2は井上章一の日経夕刊書評にあったもの。同じ著者の『江戸図屏風の謎を解く』と同様に読み応え十分だった。こんなことまで解るのか、という知的興奮を味わえる好著だろう。