2007年11月25日日曜日

英国式リフレクソロジーのこと

 今日は午前中に英国式リフレクソロジー(足裏マッサージ)に行ってきた。たまに行くのだが、英国式は台湾式と違って痛くないので気に入っている。
 引っ越してきてからは、田園調布の駅ビルにある店に行くのだが、終わった後は同じ駅ビル内にある本屋に寄ってくる。ここはそれ程大きくないのだが、書評に取り上げられた本のコーナーがあったりしてなかなか良い。場所柄か、お受験関連というか子供向けのスペースは割りと広いようだ。

 毎年使っている卓上カレンダー(シーズルーム)を探していたのだが、今日この本屋にあったので買ってきたのだ。なかなか良い店だ。

2007年11月24日土曜日

愛読書-1970年前後-

 最近丸谷才一氏の著作を読むことが多いのだが、最も好きな本は『たった一人の反乱』だ。この作品は1972年に発表されたのだが、読み返すたびに面白い。(特に後半の野々宮教授の演説が気に入っている。)
 ところで気づいたのだが、1970年前後に書かれた、または舞台にした作品に愛読しているものが多いようだ。あの当時の「時代の熱気」とでもいえばよい雰囲気が、どの作品にも感じられるからだろうか。

 『赤頭巾ちゃん気をつけて』(庄司薫)は1969年芥川賞、『大統領の密使』(小林信彦)は1970~1971年に「ミステリマガジン」に連載、『風の歌を聴け』(村上春樹)は1970年が舞台だ。

 この内、『大統領の密使』はオヨヨ大統領シリーズの中で最も面白いと思う。昔角川文庫で、90年代にちくま文庫に入ったのだが、どうした訳か今は絶版になっている。「”戦後”という時代への一種の鎮魂歌」という批評もあったこの優れたミステリを、多くの人に読んで欲しい。是非復刊してもらいたいものだ。

(追記)
 今日は秋晴れの良い天気だった。妻と等々力紀ノ国屋の朝市に行ったのだが、空気が澄んでいて、多少寒かったが風が無く快適だった。

2007年11月23日金曜日

将棋竜王戦

 将棋の竜王戦は、昨日渡辺竜王が勝って3勝1敗になった。これで竜王防衛に大きく前進したと言えるだろう。
 渡辺竜王といえば、ブログをだいぶ前から愛読していてファンの棋士の一人だ。棋士にしては珍しく私生活(息子や趣味の競馬のこと)を語るのだが、これは相当自信がないと出来ないことだ。
 奥さんは伊奈五段の妹で、詰将棋の世界では色々な所で登場していて(例えば雑誌『詰将棋パラダイス』など)有名だった。
 渡辺竜王も、他の棋戦では成績がいま一つで、ファンとしてはそこが物足りないところだ。今期は順位戦が不振だし、まあそこは本人が最も気にしているだろうが、早く壁を突き破って欲しいものだ。
 
 

2007年11月18日日曜日

自由ヶ丘のケーキ屋

 今日は午前中、等々力の紀ノ国屋に妻と出かけた。とても良い天気で、爽快な気分になる。秋晴れはいつもこうあって欲しいものだ。
 帰りに自由ヶ丘のケーキ屋「モンサンクレール 」に寄ってケーキを引き取った。息子の誕生日にバースデーケーキを注文していたのだ。今晩食べるのが楽しみだ。
 ここのオーナーシェフは有名なパティシエらしい。結構はやっているのだろう、店はかなり混んでいた。クリスマスに向けてさらに盛り上がっていくのだろうか。

 (追記)
 ケーキはとても美味しかった。フランス風なので味が割りと濃いと思っていたのだが、そんなことはなく、クリームが軽くて食べやすかった。また買ってみよう。

 また、自由ヶ丘には犬用の服、アクセサリーの店が何件かある。そういえば自由ヶ丘では犬はたいてい服をきているような気がする。(小さい犬が多いなあ)。妻の実家のメグにも、今度服をプレゼントしてみようか…

2007年11月17日土曜日

ドラマ『結婚できない男』

 テレビドラマは殆ど観ないのだが、フジTVで昨年夏に放映した『結婚できない男』は後半の2話をたまたま観て、まあまあ面白いと感じていた。
 今月再放送するというので、ビデオに撮っている。今日第1話を観たのだが、冒頭のパーティーの場面で映画『ブレードランナー』が出てきた。それは良いのだが、この映画がおたく向けのような会話がありムッとしたのだ。
 まあストーリーは面白く、主人公(阿部寛)の演技も割と上手いのだが、それ以外の俳優の演技が不満だ。いやテレビドラマの演技に文句を言ってもしょうがないのだが…

丸谷才一『ゴシップ的日本語論』

 今週は、丸谷才一著『ゴシップ的日本語論』(文春文庫)と『輝く日の宮』(講談社文庫)を買った。丸谷氏のエッセイは最近買っていなかったのだが、久しぶりの『ゴシップ的日本語論』は面白く一気に読んでしまった。ゆとり教育への批判を読むと、国語教育への情熱を失った国家がどうなるか恐ろしくなる位だ。
 この本で『輝く日の宮』をまだ読んでいないことを思い出して、すぐに買ったのだ。この週末にゆっくり読むのが楽しみだ。

 ところで、息子は今中学1年だが、いま一つ読書量が足りない。学校の図書館は非常に充実した蔵書を誇っており、定期的に借りてくるようになって欲しいものだ。

2007年11月11日日曜日

モチクリーム

 今日は息子と二子玉川の高島屋に出かけた。紀伊國屋書店で本を見るためだったが、帰りにB1Fのモチクリームに寄って買ってきた。ここはとてもおいしく、妻が時々買って来るのだが気に入っている。
 洋菓子と和菓子の折衷作のようで、なかなか斬新なものだと思う。
 
 昨日は夕方まで雨で、今日も曇っていた。週末はすっきりした秋晴れになって欲しいものだ。

2007年11月10日土曜日

近江と日本史

 先週の『秀吉神話をくつがえす』が面白かったので、日本史について読みたくなり『近江から日本史を読み直す』(今谷明 講談社現代新書)を買った。

 最近のストレス解消はもっぱら読書とこのブログへの書き込みだ。本がどんどん増えるのが悩みなのだが、引越しの際大分整理したし、文庫、新書が主なのでしばらくは大丈夫だ…ということで気にしないで買っているのだ。

 さて、『近江から日本史を読み直す』はなかなか面白かった。いつか、帰省の折に近江に行ってみたいものだ。この本に続き、今は司馬遼太郎の『近江散歩 奈良散歩(街道をゆく24)』を引っ張り出して読んでいる。しばらくは日本史関係の本を乱読しようかと思っているのだ。

2007年11月4日日曜日

国立での歓迎会

 昨日は昼から国立に行った。大学のサークルの同期で、名古屋から4年ぶりに帰ってきたN君の歓迎会があったのだ。国立は一橋祭が2~4日にあり、すごい人だった。
 7人で集まったのだが、久しぶりで会うのは非常に楽しいものだ。ところで子供がいる人は、小学校6年~大学浪人まで様々なのだが、大体中学受験するようだ。こちらは終了していてもう楽なのだが、受験生の親は大変だ。I君には是非頑張って欲しい。唯一、千葉は受験率が低いという話になったが本当だろうか?
 それはともかく、昔よく行ったスタミナ丼(通称、スタ丼)を食べに行こうという話になったが、さすがに量が多くきついかと思ってやめたのだ。結局2人がいったが、半ライス位で食べればよかったかもしれない…

2007年11月2日金曜日

『秀吉神話をくつがえす』など

 今週は『秀吉神話をくつがえす』(藤田達生著、講談社現代新書)と『新古今和歌集』(角川ソフィア文庫)を買った。
 『秀吉神話をくつがえす』は日曜の日経新聞書評欄に取り上げてあり興味を持ったのだ。本能寺の変はこれまでそれほど詳しくなかったが、天正10年(1582年)6月2日に起こるまでの経緯がよく分かった。こんどは、同じ著者の『謎とき本能寺の変』、『江戸時代の設計者』も読んでみよう。

 『新古今和歌集』は80首を取り上げて解説した本で、まあ初心者向けなのだが、前にも書いたが『百人一首』が好きで、たまに藤原定家的な世界に浸りたくなるのだ。『明月記』も機会があれば読んでみたいのだが、いつになることか…