2009年10月25日日曜日

エコポイントのことなど

 6月に我が家ではTVを買い換えた。エコポイント対象だったので、百貨店共通商品券と図書カードを7月中旬に申請した。

 今日、図書カードがやっと届いた。初めてのシステムとはいえ、3ヶ月以上というのはあまりに遅いだろう。苦情が多いのか、エコポイント事務局のHPには「1ヶ月から2ヶ月程度かかる」とある。

 我が家では、申請書類に不備が無いか事務局に確認したが、そんなことはなかった。購入時にすぐポイントがつく量販店と違うのは分かるが、次回(があるのかは不明だが)からは改善してもらいたいものだ。

 息子の学校は、昨日も学園説明会だった。前の週末の2回は、来場者が千人を超えていたとのこと。そういえば、昨日妻と新宿高島屋に出かけたのだが、帰りに塾のカバンを持った受験生と、その保護者を見た。2月1日まであと3ヶ月位だが、インフルエンザに注意して頑張ってください。

 

2009年10月24日土曜日

札幌ドームのCS

 今週、仕事で北海道に行ったのだが、22日に札幌ドームでクライマックスシリーズを観戦することが出来た。

 札幌ドームは初めてだったのだが、東京ドームよりずっとよかった。東京ドームは古いので比べるのは酷かもしれないが。

 また、日本ハムのファンの応援は礼儀正しくて、これも新鮮だった。まあ良く知っているのが阪神なので、どこのチームもそう感じるのかもしれない。

 岩隈で負けた楽天は後がなくなった。順調なら日本ハム対巨人の日本シリーズだが、その際は日本ハムを応援したい。携帯で撮った写真だがせっかくなので貼っておこう。


 

2009年10月18日日曜日

英国式足裏マッサージなど

 今日は田園調布駅ビルの「イングリッシュ・ガーデン」に行ってきた。ここは英国式足裏マッサージ(リフレクソロジー)の店で、毎月1度行くのが楽しみなのだ。

 いつものように途中で寝てしまうのだが、以前、別の店ではあまりうまくない担当だと、寝るどころではないことがあった。この店はそういうことが無く安心できる。

 終わると、これもいつものことだが、くまざわ書店に寄る。参考書のコーナーでは、中学受験らしき親子がいた。「算数の問題が……」などと話していた。2人ともマスクをしていたのは、インフルエンザ対策だろう。

 小学生向けのワクチンは12月から1月頃だろうか。今年の受験生は大変だと思う。そういえば、息子の学校は昨日、今日と学園説明会だった。皆さんマスクをしていたのだろうか?
  
 我が家では、前に書いたように息子が新型インフルエンザになった。これでワクチンは不要だろう。私は、まわってくれば受けようと思っているが、どうなるでしょう。

2009年10月17日土曜日

『やがて哀しき外国語』 村上春樹

 この週末読んだ本だ。単行本と文庫本両方あるのだが、後者にした。「文庫本のためのまえがき」もあるし、寝転がって読むにはやはり便利だ。

 この本では、「大学村スノビズムの興亡」が気に入っている。プリンストンでの「大学人かくあるべし」という規範というか暗黙の制度についてのエッセイだが、実に面白い。

 新聞はNYタイムズがコレクト(正しいこと)。ビールは輸入ビール(ハイネケン、ギネス等)がコレクト、バドワイザーとかミラーはインコレクトであり、「大学人は…クラシックでインタレクチュアルなビールを飲まなくてはならない。」ことになっている。

 村上春樹は、ローカル新聞を購読(週末だけNYタイムス)していて、ビールはバド・ドライが好きだという話をした時の反応が、いかにもという感じで楽しめる。
 
 しかしこの本を読むと、村上氏は大学で教えるのが、イメージとは逆に結構合っているのではという印象を受ける。そういえば、両親とも国語の教師という家庭で育っている(父親は、前にも書いたが、甲陽学院の先生だった)。まあ日本ではまず先生にはならないという気はするが。

2009年10月11日日曜日

「ブレードランナー」とアメリカ国立フィルム登録簿

 今日は久しぶりに映画「ブレードランナー」を観た。去年の3月以来だ。(このブログにも書いていた。)

 この映画は何度観ても素晴らしい。伝統的なフィルム・ノワール-都市の孤独と法と欲望の葛藤を描く-であり、またSFという作品だが、映画史上の記念碑的作品であることは間違いない。

 そういえば、この映画はアメリカ国立フィルム登録簿(米国内のフィルムを、国の責任で永久保存するために選定・登録する制度。1989年より開始され、文化的、歴史的、芸術的に重要なフィルムを毎年25本ずつ選定していく。)に1993年に登記されている。

 昨年までに500本のフィルムが登録されているが、アメリカ映画の名作だけでなく意外な作品もあって興味深い。

 初年には「カサブランカ」、「市民ケーン」、「博士の異常な愛情」などが登録されていて、私の好きな「ストレンジャー・ザン・パラダイス」は2002年に、「明日に向かって撃て!」は2003年に入っている。日本にこうした制度が無いのが残念だ。

2009年10月10日土曜日

「ビゴの店」など

 今日は、妻と午前中に玉川高島屋に出かけた。前にも書いた「ビゴの店」などに寄ったのだが、連休のためか割りと混んでいた。

 ミニシュークリームとクロワッサンとピザを買った。パンはもちろんのこと、お菓子も美味しい。黒糖ラスク一袋をおまけに付けてくれたし、この店はなかなか良い。

 ところで、息子の学校は新型インフルエンザで休校になったため、来週予定されていた中学の修学旅行が延期になってしまった。

 まあ休校4日間分を考えると、この措置もやむを得ないか。先生方もこうした事態は初めてだろうし、対応は大変だろう。そういえば今月は学園説明会もあるし、休む暇が無い先生もいるのでは。

2009年10月9日金曜日

新型インフルエンザなど

 息子の学校は先週末が運動会だったのだが、週明けから今日まで学校閉鎖になってしまった。息子も先日ついに発熱した。

 中学・高校生の間では猛威を振るっているらしい。まあ今かかっておけば、症状はそんなに重くならないし、免疫もできるだろう。

 私と妻は今のところは大丈夫なようだ。ワクチンが回ってくるのはいつになるか分からないし、移らないように注意するしかないか。

 ところで、高校生まではワクチンの優先接種があるようだが、浪人生にはないとのこと。それ位配慮しても良いと思うのだが…。受験生のいるご家庭は大変だろう。がんばってください。

2009年10月4日日曜日

ハヤカワ文庫「強い物語」

 ハヤカワ文庫では、昨年に続いて「強い物語」というフェアをやっている。

 このフェアの小冊子を本屋で入手したのだが、体裁は昨年と殆ど同じだ。今年は、「読書メーター」という読書量を管理するWEBサイトが紹介されている。こちらはなかなか面白そうだが…。

 前にも書いたのだが、早川書房には頑張ってほしいと思っている。HPにある、このフェアのブログには興味深い記事が載っている。

 個人的には、村上春樹によるチャンドラーの新訳が早く読みたいのだ。今年中に出るだろうか?いやそれは無理かな。楽しみだなあ。

2009年10月3日土曜日

村上春樹 雑感その5

 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』も好きな小説だ。「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」が交互に展開していくのだが、後者だけを読んでも十分楽しめる。最近はこのやり方で読んだりもしているのだ。
 
 この作品は谷崎潤一郎賞を受賞した。選考委員は丹羽文雄、遠藤周作、吉行淳之介、丸谷才一、大江健三郎の5氏だ。丹羽氏、遠藤氏は反対、吉行氏は「受賞に、私はやや消極的」であり、丸谷氏と大江氏が賛成している。

 丸谷氏は「村上氏はリアリズムを捨てながら論理的に書く。」と的確に批評している。また、「この甘美な憂愁の底には、まことにふてぶてしい、現実に対する態度があるだろう。」とも言っているが、これも非常に鋭い。世間から距離を置いている職人であればこそ、カルト・ライターになれるのだろう。

 また、大江氏は「冒険的な試みをきちょうめんに仕上げる、若い村上氏が賞を受けられることに、すがすがしい気持ちを味わいます。」と評している。大江氏がこんな風に褒めていたとは……。カルト・ライターはカルト・ライターを知る、というところだろうか。