最近読んだ本は以下の通りだ。
・『会社はこれからどうなるのか』(岩井克人 平凡社ライブラリー)
これは前から読もうと思っていた。「資本主義論」と「会社論」との結びつきを論じたものだが、アメリカ型の株主主権論はこれからの会社のあり方のグローバル標準とはならず、逆に日本の多くの会社-株主主権論から距離を置いてきた-がポスト産業資本主義の時代に親和性がある、とする主張は、一見奇妙な感じがするのだが説得力があった。
その他はP・G・ウッドハウスを読んでいた。1冊読むと次から次への読みたくなるのだ。以下の6冊だが、これからも止まらないだろう。
・ブランディングズ城は荒れ模様(国書刊行会)
・エムズワース卿の受難録(文藝春秋社)
・ジーヴスの事件簿(文藝春秋社)
・比類なきジーヴス(国書刊行会)
・よしきた、ジーヴス(同上)
・それゆけ、ジーヴス(同上)