2010年6月20日日曜日

最近の読書

 最近読んだ本は以下の通りだ。

・『会社はこれからどうなるのか』(岩井克人 平凡社ライブラリー)

 これは前から読もうと思っていた。「資本主義論」と「会社論」との結びつきを論じたものだが、アメリカ型の株主主権論はこれからの会社のあり方のグローバル標準とはならず、逆に日本の多くの会社-株主主権論から距離を置いてきた-がポスト産業資本主義の時代に親和性がある、とする主張は、一見奇妙な感じがするのだが説得力があった。

 その他はP・G・ウッドハウスを読んでいた。1冊読むと次から次への読みたくなるのだ。以下の6冊だが、これからも止まらないだろう。

・ブランディングズ城は荒れ模様(国書刊行会)
・エムズワース卿の受難録(文藝春秋社)
・ジーヴスの事件簿(文藝春秋社)
・比類なきジーヴス(国書刊行会)
・よしきた、ジーヴス(同上)
・それゆけ、ジーヴス(同上)

2010年6月13日日曜日

W杯のことなど

 W杯が開幕した。今回は日本があまり強くないためか、いまひとつ盛り上がりに欠ける感じだが。

 優勝争いは、ブラジル、スペインが2強といわれているが、どうなるだろうか。スペインは1位で通過しても、決勝トーナメント1回戦はポルトガルかコートジボワールか(まさかブラジルでは無いだろうが)で、2回戦はイタリアあたりだと、ここでかなり消耗しそうな気がする。

 ブラジルは、なんだかんだいっても決勝まで来るだろうか。そうすると、順調だとドイツ対アルゼンチンの勝者が、スペインに勝ってブラジルと対戦するのかも知れない。また個人的には、イングランドには準決勝でブラジルと対戦して欲しいのだが。(勝つのは難しそうだが。)アフリカ勢も準決勝に1チームは残りそうな感じがする……。

 などと予想するのはとても楽しい。日本も頑張ってほしいが、今回はあまり期待できないと思う。さてどうなるでしょうか。