2009年6月14日日曜日

『ヤンキー文化論序説』のこと2

 昨日やっと読み終わった。とても面白かったので感想を書こう。

・時代のマス人気は常にヤンキーによって作られる(酒井順子)
・日本人の5割は「銀蠅的なもの」を必要としている(ナンシー関)

 まず、この2点は印象に残った。(本当かどうかは別だが)
 
 ハッキリ言って、個人的にはヤンキーには何の興味も無い。しかし、ヤンキー文化の裾野がかなり広いらしいことは確かだろう。

 また、ナンシー関が「芸能界を支配する美意識の大部分がヤンキー的なものから出来ている」ことを指摘し、そのことから、「我々の日常のかなりの部分がヤンキー的な美意識によって覆われている」(斉藤環)のではないかとの感想も、大雑把すぎる指摘だとは思うが、妙に説得力があると感じたのだ。

2009年6月7日日曜日

『ヤンキー文化論序説』など

 この週末は、妻と新宿高島屋で買い物などをして過ごした。

 高島屋では、いつものように妻が買い物中に紀伊國屋書店でブラブラしていた。やはりここは広くて良い。

 井上章一氏が褒めていた『ヤンキー文化論序説』(河出書房新社)を買おうと思ったのだが、うまく見つけられなった。

 今日、くまざわ書店に問い合わせると、在庫があった!!ので注文したのだ。読むのがとても楽しみだ。この本は、今日の日経朝刊の「春秋」でも紹介されていたし、結構売れているのではないだろうか。

2009年6月6日土曜日

阿修羅展のこと

 昨日は妻と東京国立博物館 平成館の「阿修羅展」に行ってきた。

 午前中の割と早い時間に着いたのだが、やはり長い行列ができていた。1時間位並んだのだが、曇りで暑くなくあまり苦にはならなかった。横にいたおじいさんは落語(多分)を聞いていたし、年齢不詳の男性は『百万ドルをとりかえせ!』を読んでいた。

 中に入ると、人は多かったが八部衆像、十大弟子像などじっくり観賞できた。阿修羅像(八部衆像の一つ)は、近くで観ることができなかったのは残念だったが、3面がよくわかり満足できた。

 興福寺にはまだ行ったことがないのだ。今度是非寄りたいものだ。
 平成館の入り口の写真を貼ろう。