2011年8月16日火曜日

「游玄亭」でのランチなど

 昨日の15日は、家族で銀座に出て、游玄亭で昼食をとった。ここは叙々苑の系列店で、焼き肉のランチだったのだが、なかなか美味しかった。お盆ということもあり、銀座はそんなに混んでいなかった。歩行者天国だったが、4丁目交差点から新橋側はガラガラだった。まあ暑かったこともあるだろう。


 帰りに、教文館に寄ったのだが、ウッドハウスの新作が出ていた。そういえば、昨年の夏はウッドハウスを読みまくっていた気がする。この日は買わなかったのだが、いつか読んでみようと思うのだ。

2011年8月13日土曜日

ブリジストン美術館「青木繁展」など

 今日は午前中にブリジストン美術館で「没後100年 青木繁展」に行ってきた。お盆休みで空いているかと思ったが、そうでもなかった。
 
 青木繁については「わだつみのいろこの宮」という作品くらいしか知らなかった。これは夏目漱石の『それから』の中でも取り上げられてた。古事記や聖書から題材を得た作品が多いのだが、才能にあふれている。じっくり鑑賞することができた。

 今日も暑いのだが、まあ夏はこれくらいでないとだめでしょう。ところで、美術館の帰りに八重洲ブックセンターに寄ったのだが、こちらは割と空いていた。いつもこうだとよいのだが。

2011年8月7日日曜日

最近の読書

 最近読んだ本だ。

1.『天皇はなぜ万世一系なのか』(本郷和人 文春新書)
2.『座右の銘77』(文春文庫編集部編)

 1はだいぶ前だが、井上章一の書評にあったもの。明治まで日本社会は「実力」より「世襲」に重きをおいてきたが、明治の近代官僚制(才能ある人材を登用する)を契機として「世襲」(民・農村)と「実力」(官・都市部)の対立が起き、これを抑えるために「万世一系」が謳われたとする。この著者の主張は新鮮で、なかなか説得力があった。

 2はスピーチ用の座右の銘なのだが、バラエティに富んでいて楽しめる。特に井上章一氏が、アントニオ猪木の言葉(一休禅師のものらしい)を紹介しているのには驚いた。いや、さすがというべきか。

 最近曇り気味で、蒸し暑い日が続いている。夏らしくスッキリ晴れてほしいのだが。