11月下旬になるとイチョウの黄葉が楽しみだ。田園調布駅近くの銀杏並木がきれいに色づいていたので、写真を撮ってきた。
帰りに、くまざわ書店で『東京大学 エリート養成機関の盛衰』(橘木俊詔著 岩波書店)を買ってきた。 日経新聞の書評に載っていて、面白そうだったのだ。橘木氏は経済学者だが、近年の著作は興味深いものが多い。
銀杏並木の写真を何枚か貼ろう。
2009年11月22日日曜日
映画 「クイーン」
最近観た映画だ。映画館では見逃したのだが、BSジャパンで放映していたので録画したのだ。
ダイアナ元皇太子妃の事故死の際の、イギリス王室の舞台裏を描いた作品だが、予想通り面白かった。エリザベス2世を演じたヘレン・ミレンの演技は圧倒的で、主要映画祭(ヴェネチア国際映画祭やアカデミー賞等)の主演女優賞を軒並みさらったのも当然という気がする。
主役はクイーンとブレア首相で、その他の登場人物がステレオタイプ(王室内保守派、反王室派など)に描かれているのが気になるが、大きなマイナスではない。
アカデミー賞を受賞したときは、エリザベス2世とブレア首相から祝意が表されたとのことで、それもうなずける感じがする。
印象的だったのが、スコットランドのバルモラル城(王室の夏の休暇地)のシーンで、宮殿と広大な敷地をいつか訪ねてみたいものだ。
ダイアナ元皇太子妃の事故死の際の、イギリス王室の舞台裏を描いた作品だが、予想通り面白かった。エリザベス2世を演じたヘレン・ミレンの演技は圧倒的で、主要映画祭(ヴェネチア国際映画祭やアカデミー賞等)の主演女優賞を軒並みさらったのも当然という気がする。
主役はクイーンとブレア首相で、その他の登場人物がステレオタイプ(王室内保守派、反王室派など)に描かれているのが気になるが、大きなマイナスではない。
アカデミー賞を受賞したときは、エリザベス2世とブレア首相から祝意が表されたとのことで、それもうなずける感じがする。
印象的だったのが、スコットランドのバルモラル城(王室の夏の休暇地)のシーンで、宮殿と広大な敷地をいつか訪ねてみたいものだ。
最近の読書
最近読んだ本について書こう。
1.『スプートニクの恋人』(村上春樹 講談社文庫)
スウェーデン出張の、行きの飛行機の中で読んだ。まあまあ面白かったが、主人公-小学校の教師-があまり上手くかけていない気はした。最後の方の、スーパーの警備員とのやりとりにR・チャンドラーを髣髴させる所があり、そこは印象に残っているのだが。
2.『アフターダーク』(村上春樹 講談社文庫)
これはスウェーデンからの帰りに読んだ。三人称に「私たち」という一人称複数が加わる、いささか実験的な小説だ。印象に残ったのは、小さなバー(ジェイズ・バーを微かだが想起させる)でのシーンで、ベン・ウェブスターやデューク・エリントンの音楽(CDではなくレコードだ)が流れる店と、初老のバーテンダーの描写はさすがに上手い。
その他、これから読もうと思っているのが橘木俊詔氏の著書で、
『東京大学 エリート養成機関の盛衰』(岩波書店)他だ。
また、井上章一氏が日経新聞書評で推薦していた、
『日本ひらがな仏教史』(大角修 角川書店)も面白そうなのだ。
1.『スプートニクの恋人』(村上春樹 講談社文庫)
スウェーデン出張の、行きの飛行機の中で読んだ。まあまあ面白かったが、主人公-小学校の教師-があまり上手くかけていない気はした。最後の方の、スーパーの警備員とのやりとりにR・チャンドラーを髣髴させる所があり、そこは印象に残っているのだが。
2.『アフターダーク』(村上春樹 講談社文庫)
これはスウェーデンからの帰りに読んだ。三人称に「私たち」という一人称複数が加わる、いささか実験的な小説だ。印象に残ったのは、小さなバー(ジェイズ・バーを微かだが想起させる)でのシーンで、ベン・ウェブスターやデューク・エリントンの音楽(CDではなくレコードだ)が流れる店と、初老のバーテンダーの描写はさすがに上手い。
その他、これから読もうと思っているのが橘木俊詔氏の著書で、
『東京大学 エリート養成機関の盛衰』(岩波書店)他だ。
また、井上章一氏が日経新聞書評で推薦していた、
『日本ひらがな仏教史』(大角修 角川書店)も面白そうなのだ。
2009年11月14日土曜日
スウェーデンのことなど
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