このGWに読んだ本は以下の通りだ。
1.『東大教授の通信簿―「授業評価」から見えてきた東京大学』 (石浦章一 平凡社新書)
2.『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』(城繁幸 ちくま新書)
3.『漱石の「不愉快」』(小林章夫 PHP新書)
4.『英文読解完全マニュアル』(澤井繁男 ちくま新書)
5.『行動経済学』(依田高典 中公新書)
1~4は図書館で借りた。この中では1が面白かった。ただデータが少なく物足りない面も感じたが。4は本論ではなく、英語教育についての著者の意見が面白そうだったので借りた。公立中学では辞書を使用するなという先生がいる(教科書の巻末の単語リストを見ればよい)ことに著者(駿台予備校の先生だ)が怒っているが、もっともな話だ。
5が最も読み応えがあった。2日の日経朝刊でも紹介されていた本で、経済学の歴史の中での行動経済学の位置づけや、理論、今後の可能性がよく分かる。そういえば今日の日経の経済教室では「時間割引率」が出ていた。行動経済学が広く知られるようになるのは、良いことだと思う。
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