2010年5月23日日曜日

最近の読書-英国関連

 最近読んだ本は以下の通りだ。

1.『ハマータウンの野郎ども』(ポール・ウイリス ちくま学芸文庫)

2.『ミステリーの人間学-英国古典探偵小説を読む』(廣野由美子 岩波新書)

3.『ブランディングズ城の夏の稲妻』(P・G・ウッドハウス 国書刊行会)

 どれも英国に関連した本だ。1は社会学の名著で読み応え十分だった。学校文化に反抗する「野郎ども」が、結果として社会的再生産をもたらすという調査・分析が鮮やかだ。

 3だけは図書館で借りたのだが、予想以上に面白かった。ウッドハウスは「ジーヴスもの」が有名だが、このブランディングズ城シリーズは他の作品も是非読んでみたい。ストレス解消には最適でしょう。

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