2011年5月8日日曜日

GWのこと その2

 このGWに読んだ本のことを書こう。

1.『するめ映画館』(吉本由美 文藝春秋社)

2.『ブランディング城の夏の稲妻』(ウッドハウス 国書刊行会) 

 1は『村上春樹 雑文集』で知って読んでみたのだが、なかなか面白かった。特に、村上春樹と都築響一との対談が良かった。またこの3人で『地球のはぐれ方』の続編を是非やってほしいものだ。

 2は前にも読んでこのブログにも書いたのだが、抱腹絶倒間違いなしのこの本を、ストレス解消に再読してみた。個人的には、ウッドハウスの著作の中で最も気にいっているのだ。この中に流れるゆったりした時間と、イギリスの田舎の城の雰囲気がとても良い。登場人物ではバクスター(有能な秘書)が異彩を放っている。(といっても読んだ人でないと分からないだろうが。)

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