7月から日経新聞の夕刊(毎木曜日)に福岡伸一氏が「明日への話題」を連載している。
これを読むのが楽しみで、切り抜いて保存している。今月で終わってしまうのだが、この夏の楽しみとして長く記憶に残るだろう。
福岡氏はフェルメールの絵が好きらしいが、微分法に例えて語る文章は初めて読んだ。ユニークだが説得力があるのだ。
これだけ文才のある科学者はめったにいないだろうと思う。『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)はいまだに売れ続けている。
最近新書が出ないのが寂しいのだが、これからに期待したい。
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