今年もようやく涼しくなってきた。
今日は午前中に妻と等々力紀ノ国屋に行ったのだが、やっと夏が終わったかなという感じがした。
夏の終わりといえば、いつも、村上春樹『風の歌を聴け』の最後を思い出すのだ。(DJのところだ)。毎年のことだが、つい読み返してしまうのは何故だろうか。少し以下に引用しよう。
「やあ、元気かい?こちらはラジオN・E・B、ポップス・テレフォン・リクエスト。また土曜日の夜がやってきた。これからの2時間、素敵な音楽をたっぷり聴いてくれ。ところで夏もそろそろおしまいだね。どうだい、良い夏だったかい?」
また、小林信彦『パパは神様じゃない』の中の「夏の終りに」もこの時期に読み返す。パヴェーゼの『美しい夏』が紹介されているのだが、いつか読んでみたいとずっと思っているのだ。
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