2008年12月21日日曜日

谷崎潤一郎 『春琴抄』

 今日は田園調布駅ビルのくまざわ書店に行ってきた。

 特に買う予定は無かったのだが、結局、谷崎潤一郎の『春琴抄』を購入した。

 息子が中2なのだが、冬休みの宿題で『春琴抄』を含む6作から複数を読んで、あらすじを書くというものがあり、この作品だけ蔵書に無いので(昔はあったはずだが…最近はこういうことが多いなあ)買ったのだ。

 この6作がなかなか面白い組み合わせだ。

1.『ひかりごけ』   武田泰淳
2.『地獄変』  芥川龍之介
3.『春琴抄』  谷崎潤一郎
4.『人間失格』  太宰治
5.『車輪の下』  ヘルマン・ヘッセ
6.『変身』  カフカ

 国語科の先生達が選んだのだろうが、個人の趣味も入っているのだろうか。まあそれは良いとして、せっかく6作とも家にあるのだから、息子には是非全部読んで欲しいものだ。

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