2009年5月24日日曜日

『さよなら、愛しいひと』 R・チャンドラー

 この週末は、村上春樹訳の『さよなら、愛しいひと』(レイモンド・チャンドラー)を読んだ。この本を最初に読んだのは、確か大学に入った年だったと思う。ハヤカワ文庫(『さらば愛しき女よ』)でだ。チャンドラーは大学1、2年くらいに熱中したのだが、最近は読むことが無かった。

 村上春樹訳で、『ロング・グッドバイ』とこれを読んで、昔チャンドラーに夢中になっていた頃を思い出したよ。この新訳は、今年の読書界で最大の収穫の一つだろう。

 次は、『リトル・シスター』を訳す予定とのことで、とても楽しみだ。できれば、チャンドラーの長編は全て訳して欲しいと思うのは、私だけではないだろう。

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