最近読んだ本のことを書こう。
1.『137-物理学者パウリの錬金術・数秘術・ユング心理学をめぐる生涯』(アーサー・ミラー 草思社)
2.『妄想かもしれない日本の歴史』(井上章一 角川選書)
3.『ハゲとビキニとサンバの国』(井上章一 新潮新書)
1は週刊文春の立花隆の書評にあったので読んでみた。読み応えはあるのだが、期待していた程面白くはなかった。
2と3はまとめて読んだのだが、井上章一氏の著作はハズレが殆どなく楽しめる。3ではブラジルの音楽の章で、ボサノヴァやヴィラ=ロボスのことが出てくる。
そういえば、ヴィラ=ロボスのピアノ曲を最近聴いていないと思って、ホルショフスキーのCD「カザルス・ホール・ライヴ'87」を取り出してきた。伝説のステージなのだが、ここに2曲入っている。
カザルス・ホールが閉鎖されたのは残念だなあ、などと思いながらホルショフスキーの素晴らしい演奏を久しぶりに堪能したのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿