2007年7月14日土曜日

『少子社会日本』

 最近読んだ本で面白かったのが『少子社会日本』(山田昌弘 岩波新書)だ。

 山田昌弘氏についての「現実から逃げ「夢」にすがるという若者像について、現代の若者の実態・彼らの直面している状況について理解があまりに浅いものではないかという批判もある。」という意見(本田由紀氏による「希望格差社会」書評)はちょっと違うだろうと言いたい。山田氏の明快で論理的な主張に共感するところが多い。

 蔵書を確認すると、あと4冊あった。『結婚の社会学』、『パラサイト・シングルの時代』、『希望格差社会』、『新平等社会』。どれも興味深く読んだ。

 あと教育社会学関係で興味がある著者は苅谷剛彦氏と竹内洋氏だ。2人とも教育社会学者だが昔から愛読している。

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