2007年7月15日日曜日

予備校による塾の買収

 「四谷大塚」といえば老舗の中学受験塾だが、大手予備校「東進ハイスクール」を展開するナガセによって2006年10月に買収された。小学校の時京都の塾に行っていたのだが、その頃から四谷大塚は有名だった。そういえば昔は結構知られていた桐杏学園も学研に買収されたとのこと。教育産業の分野でのM&Aが最近盛んだ。

 懐かしくなって少し調べたのだが、四谷大塚の公開模試「合不合判定テスト」はサピックスが参加するためか、今は難関中学の合格者が多い。今後はどうなるだろうか。

 例えば、最近のデータで312名が進学した某中学では、①四谷大塚公開模試受験者が180名進学、②日能研85名進学、③首都圏統一模試受験者が68名合格となっている。受験生はこの3つの公開模試のどれかを受けていると考えてよいだろう。

 日能研生で①や③を受けているのもいるだろうし、③は進学者ではないので、合計は333名と21名多くなっている。尚、①の中でサピックスが100名位いるので塾別ではトップだ。
 ③を受けている代表的な塾は市進学院で合格者は16名。その他で52名もいるのだがこれは①、②とのダブリがいるためだろうか。よく分からん。

 もう何年かすると、この状況もかなり変化すると予想する。日能研、サピックスもどこかに買収されるかもしれない……

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