2008年3月16日日曜日

映画「ブレードランナー」

 今日久しぶりに「ブレードランナー」(1992年版)を観た。
 この映画は何回観ても飽きることが無い。今回感じたのは、レプリカントのリーダー役のロイ(=ルトガー・ハウアー)の演技がとても素晴らしいということだ。(まあこれまでもそう思っていたのだが、すごく久しぶりなので新鮮だったのだ。)

 最後の独白シーンはアドリブだそうだが、見事だとしか言いようがない。
 「敵役であったはずの人物が物語の真の主人公となるという破格のエンディング」(『ブレードランナー論序説』加藤幹郎)を迎えるのは、ルトガー・ハウアーの卓越した演技力によるものだろう。
 

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