2008年4月29日火曜日

村上春樹『神の子供たちはみな踊る』

 今週読んだのは村上春樹『神の子供たちはみな踊る』だ。発売されて随分たつのだが、買いそびれていたのだ。
 前に書いたように、最近村上春樹の本は文庫でしか買っていない。思い出すと、デビュー作『風の歌を聴け』から初期の作品は初版本を買っていた。懐かしいなあ。

 そういえば『TOUCH』という今は無き写真週刊誌が、昭和63年11月8日号で「村上春樹青春グラフティ」という特集をやったのを持っているのだが、今考えると貴重な写真が満載だ。村上氏の実家が出したとしか思えないものもある…。当時からマイナーな雑誌だったので、希少価値があるかもしれない。

 まあそれはよいのだが、『神の子供たちはみな踊る』で面白かったのは「蜂蜜パイ」だった。「かえるくん、東京を救う」より印象に残った。これを読んで、動物園の熊を思い出そうとしたのだが無理だった。息子は中2だし、随分昔のことだからしょうがないか。

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