2008年5月10日土曜日

野口悠紀雄の本

 今日は、午前中に自由ヶ丘に髪を切りに行ったのだが、小雨で肌寒かった。

 帰りに、いつものように「青山ブックセンター」に寄ったのだが、『「超」英語法』(野口悠紀雄 講談社文庫)を買った。
 野口氏の本は、昔はかなり買っていた。例えば『「超」整理法』シリーズや、『「超」整理日記』シリーズなど。

 この本では、著者の英語勉強歴がなかなか面白い。『「超」勉強法』にも書いてあったことだが、テキストの文章を暗記するというのは、確かに効果があるだろうと思う。

 但し、小谷野敦氏が『中庸、ときどきラディカル』で書いているのだが、「探偵小説のように興味を引くものを英語で読めばいい、というのは野口氏のように優秀な人物にして初めてできることであり、9割の学生には不可能である。」というのは当たっていると感じる。

 昔、ロンドンに留学していた時、ギャビン・ライアルの『深夜プラス1』を買って読んだことがあった。まあこの作品は愛読していて、ハヤカワ文庫で何度も読んでいたのでよく理解できたのだが、いきなりだと難しいかも知れない。 

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