2009年3月28日土曜日

塚田正夫九段の詰将棋

 趣味の一つに詰将棋がある。その中でも、塚田正夫九段の詰将棋が好きで、著作を収集してきた。

 塚田九段の作品は、解図意欲を起こさせる美しい実戦型の短編が特徴だ。「塚田流」として一世を風靡して、多くの作家に影響を与えた。

 作品の中で、『塚田詰将棋第2集』(近代将棋昭和27年1月号付録)を長年探してきたのだが、先週アカシア書店でついに発見した。もう見つかることは無いと思っていたので-10年以上かかった-夢かと思ったほどだ。

 最も有名な作品のひとつを、以下に書いておこう。塚田正夫記念碑にも刻まれている九手詰だ。
・玉方:11香、21桂、31銀、22玉、14歩、24歩
・攻方:34金
・持駒:飛車、銀、桂各1

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