2009年9月23日水曜日

村上春樹 雑感その2

 国分寺でジャズ喫茶「ピーター・キャット」を開店したのは、村上春樹氏25歳の時だ。この店は国分寺南口から左に少し行った所にあった。地下1階なのだが、地下に降りる階段は今もある。

 「スペイン風の白い壁、木製テ-ブルと椅子が品よくレイアウトされた店内は<ジェイズ・バー>をほうふつとさせる」というこの店には、残念ながら行ったことが無い。大学に入学した年まであったのだが、その時にはもう千駄ヶ谷に移っていた。

 前にも書いたが『TOUCH』という写真週刊誌が村上春樹を特集した時、店内での夫妻の写真が載っている。村上氏29歳の時らしい。陽子夫人は猫の絵(ピーターキャットと描いてある)のセーターを着ていて、村上氏は猫(ミューズ?)を抱いている。二人とも若い(まあ当然か。)

 もう少し国分寺にあったら、行く機会もあったと思うと少し残念な気がする。いずれ伝説の店?になるのだろうか。

 

0 件のコメント: