2010年2月21日日曜日

『無印ニッポン』 三浦展/堤清二

 今週読んだ本だ。

 堤氏、というかセゾングループには特に興味は無いのだが、最近、三浦展氏に注目しているので買ってきたのだ。

 なかなか面白い対談だったが、特に印象に残ったのが次の2点だ。

1.西武美術館(セゾン美術館)について話している箇所を読んで、そういえば昨今の百貨店は、文化催事を行わなくなったなと感じた。ここは、堤氏を評価したいところだ。「メセナ」というのも死語になっている。

2.国立市は大学町だが、この構想は堤氏の父(堤康次郎)が、一橋大学の移転の際に、大学を中心にした学園都市構想に基づいて開発したそうだ。その時に、大学職員の子供用に小学校(国立学園小学校)も作っている。
 このことは、これまで知らなかった。大学時代は国立に住んでいたのだが…。ドイツのゲッティンゲンがモデルということは聞いたことがあったのだが。
 

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